2021年時点今のところ最もコスパがいいカメラ EOS 5D MarkⅢ

Canon

こんにちは。ねこみやです。いかがお過ごしでしょうか。

私は写真の仕事を続けているのですが、現在は雇われとして写真を続けております。

いずれは独立したいことも社長に伝えて了承済みでもあり、ありがたいことにこのコロナ禍の状況でもお給料は頂いております。

そんなねこみやですがカメラ機材は「自分のを使ってね」と言われており、できるだけお金をかけずにコスパのいいカメラ、レンズを買い漁っている日々。

そんな私のコスパ最高機材を一つずつ紹介していこうと思います。参考になれば幸いです。

カメラを始めるならフルサイズから。おすすめは5D MarkⅢ

結論から言うとこれからカメラ始める人も、追加でカメラほしい人にもおすすめなのがキャノンのEOS 5D MarkⅢ。

発売は2012年なのでもうだいぶ時が経ってはいますが、今でも十分すぎるスペックで商業写真やブライダルカメラマンなどで普通に使ってる人たくさんいます。

発売当時は30万以上したこのカメラなんですが今はマップカメラで安いときは良品で8万円くらいで買えちゃいます。

9年も経つとこんなに値段下がるものなのですね。

もちろんフルサイズなので、画質はめちゃくちゃいいですよ。

キャノンの修理サポート期間は2024年3月まで

カメラを買う上で最も重要な事は、メーカー修理が対応しているか。私はこのメーカーサポートを目安に中古の機材を買っています。

いくら安くても壊れて修理できなかったらショックですよね。

キャノンはほぼ全ての商品のサポート期間をホームーページ上で公開していますので、これを参考に検討するといいです。

修理・メンテナンスのご相談・お申し込み|サポート|キヤノン
キヤノン製品を安心してご利用いただくために。ご購入いただいたすべてのお客さまに、的確なアフターサポートを。生産と同じ技術と精度で、大切な一台をサポートし続けます。

ねこみやが5D MarkⅢを買ったのは2017年なのでそれからすると4年目に入りましたが、なんのトラブルもなく普通に使えています。

また、去年6月に仕事で必要な状況になったので、もう1台5D MarkⅢを買いました。2台目の5D MarkⅢのほうが価格も安くて良品で傷もありませんでした。(初代は中古並品で2017年当時15万くらいだった)

メーカー修理対応まであと3年くらいしかありませんが3年で写真の腕を磨く道具としては十分すぎるカメラです。

ダブルスロットで安心。

これ非常に大事な部分です。プライベートで使うカメラなら、シングルスロットでもいいと思いますが、仕事で使うならダブルスロットです。安心感が違います。万が一のデータ破損に備えて同時書き込み設定にしておきましょう。5D MarkⅢはCFカードとSDカードが使えます。

一世代前5D MarkⅡでも必要十分な画質ですがいくつか欠点があります。

予算8万でも厳しい方には5D MarkⅢよりも更に一つ前の5D MarkⅡがあります。今でもマップカメラでちょくちょく入荷されていますので気になる方はチェックしてみてください。私が見ていると大体4〜5万円後半くらいで売っているように見えますね。8万円の予算が厳しい方には検討するのもありかと思います。しかし以下の部分がちょっとネックになってくるので、そこを踏まえた上で購入を検討しましょう。

メーカーサポート期間が終了している。

修理・メンテナンスのご相談・お申し込み|サポート|キヤノン
キヤノン製品を安心してご利用いただくために。ご購入いただいたすべてのお客さまに、的確なアフターサポートを。生産と同じ技術と精度で、大切な一台をサポートし続けます。

一番のデメリットはこれです。壊れたら修理ができません。いくら状態の良いボディを購入しても、シャッターが壊れたりして故障すれば即終了です。

キャノン以外の修理屋さんでは、故障の内容によっては修理が可能なところもあるそうなのですが、それはパーツの在庫が残っている、もしくは入れ替えなくても修理可能な場合のみのようです。

カメラの練習には十分使えますが故障というリスクを考えると今から買うのはちょっとためらうかもしれません。

CFカードのシングルスロットのみ

今のカメラは中級機以上はダブルスロットのカメラが当たり前になってきておりますが、このころのカメラはシングルスロットが普通だったので、仕事で撮影したデータがエラーで消えたときの恐怖を考えるとなかなか選択肢に入ってこない理由になるかもしれません。

もっともSDカード1枚のシングルスロットよりはCFカードのほうが故障しにくいので、シングルでしたらCFカードのほうがマシかも知れません。

”ちなみになんですが、昔会社支給の60Dを使っていたのですが、撮影中にSDカードが壊れて全データが飛んだ経験があります。それ以来シングルスロット(特にSDカードのみ)のカメラは仕事では使いません。”

知り合いのカメラマンは未だ5D MarkⅡを使っているそうで、ごくたまーに1000枚撮って1枚壊れたファイルが記録されたりしているそうです。うーん・・・怖いなあ。

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液晶がみにくい。

5D MarkⅢ以上の新しいカメラに慣れていると5D MarkⅡが見にくいと感じます。

私は5D MarkⅡも時々使用することがあるのですが、モニターが見にくいなと感じるようになりました。

特に露出があっているかどうかが、写真には非常に大事なのですが慣れないモニターに苦戦しました。

慣れが必要だと思います。

練習するには十分のスペック

ここまで良くないところしか書いてこなかったのですが、もちろんいいところもあります。

それは2021年現在でも用途によっては十分に使える画質です。

今でもブライダルや風景撮影などで使っているカメラマンはたくさんいます。スペック重視の方や、新しいもの好きな人からしたらこんな古いカメラなんて。と思う方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、必要な用途によっては今でも十分な画質です。さすがフルサイズ。

終わりに

私はカメラを始めた頃、この5D MarkⅡですごく練習しました。当時すごく感動したのを今でも覚えています。思い出のあるカメラです。当時は6Dとどっちにするか迷っていたのですが、結果ISO感度を上げてもノイズが乗りにくい6Dの方を買った思い出があります。

また5D MarkⅡと出会う機会があったので、嬉しくて記事にしました。

この記事が誰かの参考になれば幸いです。