安くて軽くて最高のレンズEF50mm F1.8 STM

Canon

皆様いかがお過ごしでしょうか、ねこみやです。今年はコロナの感染拡大などで、ホントに大変な年ですね。私はブライダルフォトグラファーとしてお仕事をさせていただいているのですが、仕事の影響はもろに受けております。今年の前半は大変な年でした。

今は世間的にコロナが落ち着いて、飲食店や、イベントなどが徐々に再開されてきていて、街に人が少しずつですが、戻ってきているように感じますね。このまま収束していけばよいのですが。

世間話はこれくらいにして今回こちらのレンズ、

EF50mm F1.8 STMを、私ねこみやが仕事として5年ほど使った感想を記録していきます。

このレンズ、比較的安い部類で手に入れやすいかと思います。

でもあんまり安すぎてどうなの?と思っている方も多いのではないでしょうか?

そんなこのレンズをこれから買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

これは絶対買っていい!新品でも1万円ちょっと。ポケットにしまえる!

結論から言うと、このレンズ、絶対買って損しません!

価格ドットコムでは、「色収差がー・・・」とか、「玉ねぎボケがー・・・」とかいろいろ書かれていますが、それって実際に何か致命的な欠点かというとそうでもありません。撮った写真を人に見せるときにポートレートや風景とか、写真を撮るときにいちいち拡大したり、見比べたりしないです。「ほら、これが玉ねぎボケで汚いからー・・・」とかよっぽどそういうところにこだわりのある人しか言わないと思います。

50mmという画角のレンズは安い物から、高い物まであって、画質の違いや、色のり等は違いますが、それを一発で見分けれる人などほぼいません。というか一般人には全く気になりません。

これ1万円ちょっとで買えるんですよ。しかも新品で。これでF1.8という驚異的なボケのあるすごく綺麗な写真が撮れます。

これで50ミリという画角の練習にもなりますし、F値が明るいとどうなるのか、F1.8とはどんな世界や?という勉強に、すっごくなります。

これは意外かもしれませんが、意外とこのレンズ、小さいんですよ。なので、ほかのレンズと一緒に持ち歩いてもかさばりません。これは意外な盲点です。

切り札的な感じでちょっとした、バックやなどにしまってもいいと思います。実際のレンズの相場は下記のような感じです。↓↓

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旧型のレンズよりもオートフォーカス精度が大幅に向上!速度も!

このレンズの旧型はEF 50mm F1.8Ⅱというレンズでした。私は知人から縁あって譲ってもらったことがあります。

旧型のレンズはこのEF 50mm F1.8 STMの新型とレンズ設計は全く同じなんですが、ピント精度が大幅に上昇しています!

所時期旧型は2回に1回はピントが、まったく見当違いの場所に合ってシャッターが下りていました。ですので、連射は必須でした。これはプロとして恐ろしいことですよね。ピントが合ってなかったらクレームどころか信用問題です。

しかしながらこの新型のこのレンズにリニューアルされてから、ピントの精度が大幅に上がりました。

今でも稼働率ナンバー1ほどなんですが、ピントの精度率はほぼ99%合います。それも暗いシーンでも。

EOS 7DMarkⅡでもEOS 5D MarkⅡでも合う。

EOS 5D MarkⅡとの組み合わせ。使いやすいですね。

これだけで買う価値があります。

あと、地味にうれしいのが、ピントを合わせるとき、音が静かになったことです。

旧型はピントを合わせるとき「ジーコジーコ」音を立てて、ピントが合っていたのですが、新型はSTMという規格にかわり、気にならないほど静かになりました。これで撮影に集中できます。

解放付近の色収差はフォトショップかライトルームできれいに消えます

こちらのレンズは逆光などの特定の条件で、快方に近い数字で撮ると、色収差と呼ばれる、被写体のエッジ部分が紫色に移る現象が起こります。別名「パープルフリンジ」とも呼ばれていて、F値が明るい時に等にどうしても出やすい傾向があります。

写真に詳しくない人が見たら、あまり分かりませんが、こんな感じです。

これは、撮るときにはどうしても解消できません。解決するには絞るしかないのです。でも、せっかくの明るいレンズなので開放で撮りたいですよね。

なので、撮影の時には諦めて、撮影後にフォトショップやライトルームで修正する必要があります。

一発で消せますので、ここは問題にならないかと思います。

マウント側が金属に改良されてさらに耐久性アップ!

旧型のときはカメラに接続する部分(マウント側)がプラスチックで、雑に扱うともげそうな感じがありました。しかし、こちらの新型はマウント側も金属になっています。これだけで安心感がかなりアップします。

撮影をしていくと、特に仕事で使う場合、テンポよく撮影する必要があるため、雑に扱っていないつもりでも、軽くぶつけてしまったりするんですよね。その際、プラスチックだとそこからもげて壊れてしまった!という声を聞いたことがありました。

私はそういう経験はありませんが、そういった意味でも金属マウントに変わったことは、仕事で使えるし、もちろんプライベートでも安心して使うことができます。

口径(直径)が小さいので、保護フィルター代も安いです。

これ地味に痛い出費ですよね。

レンズを買ったら誰もが、保護フィルターもセットで買うと思うんですけど、保護フィルターって直径が大きくなればなるほど、金額が上がっていきます。82mmの大口径なんて1万円近くするものあります・・・

こちらのレンズの直径は49mmとめちゃくちゃ小さい!こんなに小さいのにF1.8も解放できるなんてどうなっているんでしょうね。

49mmだと下記のように1000円から高くても2000円弱で保護フィルターが買えます。これだけでもおすすめです。

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近づいて撮れるようになってる!

これ地味にうれしい改善なんですが、50mmって近くで撮ったりすることもあるんですね。旧型のレンズは最小撮影距離が45cmでした。つまり45cm以上は近づいて撮ることができません。

これは意外と不便でした。多分旧型を使ったことがある人は誰もが思ったのではないでしょうか?

こちらの新型はなんと35cmまで近づいて撮れるように進化しています。

このたった10cmの距離が写真の撮り方にすごく影響します。

これは地味にうれしいですね。

捕り手の腕を鍛えることができます。

50mmという画角は人が見ている目の画角に似ていると聞いたことがあります。

ということは、50mmのレンズは被写体を撮るときに、カメラマンがそれをどのように見ているかを具現化する道具にもなります。

初めは単焦点レンズなので、ズームができなくて不便に感じると思います。

なので自分の足で近づいたり、離れたりする必要があります。最初はめんどくさいと思うかもしれませんが、だんだんと「こういうシーンではこれくらいの距離かな」と距離感やコツをつかんでくるようになります。

勉強にもなるいいレンズです。

この50mmという画角は奥が深いです。同じレンズを持っていても撮る人によって、撮り方が全く違うので面白い反面、とっても難しい画角でもあります。

自分の気持ち次第で撮れる写真が変わってくる楽しさも味わいながら、どんどん写真にはまるきっかけになるのではないでしょうか??

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

これから買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

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