なんでもこなすオールマイティ EF24-105mm F4L IS USM

カメラ

続いてはこちら、EF24-105mm F4L IS USMです。

こちらはキャノンのカメラを買った人は1度は買ったことや、使ったことがあるのではないでしょうか?

キットレンズにもなっているこの標準レンズなのですが、口コミサイトにはいろんな方がそれぞれの思った感想を述べています。私ねこみやもそれにならい、6年使ってきての感想をここに記録として残します。

初心者には最初はこれで十分、プロでも使う無難なレンズ

私は最初のレンズがこれとEF 50mm F1.8 Ⅱというレンズでした。カメラを始めた方は半数以上はこのどっちかを最初に買う、もしくは買ったかと思います。

そうそう、これです。

Amazon.co.jp: Canon キヤノン 標準ズームレンズ EF24-105mm F4L IS USM フルサイズ対応 : 家電&カメラ
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フルサイズセンサーという未知の世界の入り口で、初めの頃は「こんなにも高画質で映るんだ、凄いな」と思っていました。

EOS 6Dと組み合わせはすごくよい

EOS 6Dは高感度性能がすごく優秀でISO6400くらいでもノイズがほとんど気になりません。

このレンズの最小F値はF4なので、暗いシーンなどではちょっと不利になるのですが、

EOS 6Dのおかげで暗いF値もうまくカバーでき、まるでお互いの苦手な部分をフォローしあうような感じがしてすごく好きです。

最大のメリットは広角側24mmで望遠側が105mmという一般的な撮影に必要なシーンをオールマイティに撮影することができます。画質は普通にいい。カメラに詳しくない方に写真を見せると「すごく高画質な写真」と言われます。

これが「とりあえずこの1本」と呼ばれる理由なのかもしれないですね。

ずっと使っていくと、物足りなくなってくるレンズ

実は写真を続けていくと、ある時自分の”目”が肥えてくるようになります。

「なんかもうちょっと画質よくならないかなぁ。」

と思うようになってきます。

こう思うようになったら、カメラマンとしての次のステップに進むステージが自分の中で生まれたと思ってください。勉強にもなるレンズです。

このレンズ、オールマイティにそつなくこなせるのですが、他にこれといった特徴がないレンズ。

工夫次第ではいろいろ使えますが、”もっとぼかしたい”、”もっと望遠で撮りたい”、もっと”高画質で撮りたい”と思うようになってきます。

そうなってきたら一旦このレンズは卒業することになると思います。そんなレンズです。

上記の見出しでずいぶん褒めてきたこのレンズですが、悪いところもあるので書いていきます。

悪いところその1 近づいて撮ることができない。

私はブライダルでよくこのレンズを使っているのですが、挙式本番のシーンで困ることが一つあります。

それは指輪などの小さい物を撮るとき、近づいて撮れないのです。

このレンズの被写体との最小撮影距離は45cmです。つまり45cmよりも近づいて撮ろうとすると、ピントが合いません。これは地味に痛いと思いました。公式サイトにも仕様が載っています。

こんな感じのシーンは苦手です。

悪いところその2 絞りユニットが壊れやすい

ネットの口コミにはよく書かれていますが、私もこの故障は1度経験しました。

どうなるかというと撮影をしているときに、突然絞り羽と呼ばれる部分が閉じたままになって、ファインダーを覗くと、突然暗くなってしまいます。

そのままシャッターを切ってもいいのですが、写真が全体的に暗く映るようになります。そしてF値が動かせなくなって、最終的には”エラー表示”が出て、撮影ができなくなります。

こうなったらもう修理するしかありません。キャノンのサービスセンターにお願いすることになります。

悪いところその3 都市伝説?手振れ補正が壊れやすい?

私は手振れ補正(IS、スタビライザーともいう)をオンにしているときになりやすいとの情報を聞いたことがあります。

最新のレンズの手振れ補正はどうかわかりませんが、このレンズや古い規格のレンズは使っていないときはISの機能はオフにしてたほうがいいという伝説を信じて、防湿庫にしまうときや、カメラに付けていても電源を切っているときはできるだけISを切っています。

また「保管するときもマウント側を下にしたほうが壊れにくいよ」

とカメラマン仲間に言われたことがあるので、収納するときは写真のような感じで置いています。

ホントかどうかは分かりませんが今のところ、ISの故障は1度も起こったことはありません。皆さんも使わないときは、収納の仕方に気を付けましょう。故障すると修理がめちゃ高いですから。

EOS 5D MarkⅡとの組み合わせだけはもやっと写る

最近使っていて分かった最新情報(今さら)ですが、どうやっても5D MarkⅡとの組み合わせは、なんかもやっと写っているように感じます。

カメラが悪いのか、レンズが悪いのか分かりませんがここだけは解決しません。誰か教えてください。

いろんなレンズに浮気して、最終的に戻ってくるレンズ

このレンズで物足りなくなってくると、単焦点レンズや、望遠レンズ、マニュアルレンズ等、いろんなレンズを試したり、買ったりしてレンズ沼にはまっていくことになります。

その中で自分の好きな画角を知っていくことになります。カメラの面白いところです。

もちろんその時に候補から外れ、手放す方も多くいらっしゃると思います。

しかし、不思議なことで、一周回って最終的にまたこのレンズが使いたくなってきます。

不思議ですね。悪いとこいっぱいあるのに。

なぜでしょうか。ここは私もわかりません。

ちなみになんですが、中古だとそこそこ安く買えておすすめです。

新品もいいのですが、コスパがいいのは中古だと思います。中古の球数が多いので、いい商品があったら1点限りなので、最初の1本におすすめです。

今は2型も販売されていますが、正直あまり変わりません。それなら、安いこの旧型を買って、どんどん練習して壊れたら買い替えるつもりで使ったほうが写真がうまくなると思います。


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最後に

私なりにこのレンズのいいところ、悪いところを書かせていただきました。

このレンズには、皆さんいろんな意見があると思いますが、私はなんだかんだ言って、このレンズ、意外とたくさん使っていることが分かりました。もちろん、撮影するときは単焦点レンズや望遠レンズも持っていくのですが、スタメンからは外れない、何とも不思議で愛着のある1本です。

皆さんはこのレンズにどんな思い出がありますか?

よかったらコメントでもツイッターでもいいので教えてください。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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